こんにちは!今回は知っておいて損はない、むしろ葬儀の場で恥ずかしくないマナーをお伝えしていきます!!
大切な人との別れは誰しも突然やってくるものですが、感傷に浸る間もなく会葬の準備に追われててんてこ舞いになることはよくあります。
お葬式に相応しい服装や香典マナーなどが分からない時は特にそうでしょう。
そんな中でも今回は服装中でもストッキングに着目して、ご紹介していきます!
喪服・礼服には、季節問わず黒のストッキングを合わせます。
通夜には「急いで駆けつけた」ことを意味するために、あえて肌色のストッキングを選ぶ方もいらっしゃるようですが、基本は黒と覚えておくとよいでしょう。
喪服・礼服に合わせるストッキングで大切なのは厚みです。
ストッキングとは、一般的に30デニール以下の厚さを指します。目安として、うっすらと肌が透けるくらいがベスト。
お店で売られているパッケージでの見た目と、実際に履いたときの肌の透け感が思った以上に違う場合もありますので、購入したら一度試し履きをしておくと安心です。
網タイツや飾り、ラメ入りは好ましくありません。喪服・礼服を着るときは、悲しみの席にふさわしいファッションを第一に心がけましょう。
冬の喪服・礼服にはタイツを合わせたくなりますが、カジュアルさが出てしまうため本来のマナーとしてはNGです。
ただし、真冬や雪国での葬儀は、60デニールくらいまでであれば問題ないともいわれています。どこまでがOKかというのも、参列する立場や格式によって異なります。
高齢者の方や妊婦さんなど、無理をして体を冷やしてしまっては大変ですので、家族や親族と相談し、体調にあわせて判断するのがよいでしょう。
法事の場合も、女性は基本的に黒のストッキングを着用します。
略喪服の場合には肌色のストッキングでも問題ない場合もありますが、故人との関係や参列する立場、地域の風習なども関わってくるものですので、事前に家族に確認しましょう。
ストッキング選びだけでなく、喪服・礼服と合わせる際にも気をつけるポイントがあります。足元は気を抜いてしまいがちなので、失礼がないよう全身に気を配ることが大切です。
女性でよくありがちなのは、ペディキュアです。弔事では靴を脱いで畳にあがるシーンも多くあります。
ストッキングから派手なネイルが透けて見えてしまっては台無しです。ナチュラルカラーであれば問題ありませんが、派手なカラーの場合は十分に注意が必要です。
除光液はコンビニエンスストアでも売られていますので、必ず事前に落としましょう。
葬儀や法事は、正座や立ち座りなど足の動きが多いもの。伝線しやすい薄手のストッキングは、一組予備を用意しましょう。
突然の訃報にもスマートに対応できるよう、自宅だけでなく職場に置いておくのもよいですね。大人の女性のマナーとして、とても大切なポイントです。
皆さんも冠婚葬祭の場ではしっかり大人なマナーを身に着けて、恥ずかしい思いをしないようにしましょう!
今回は以上です!
またこのようなマナー講座をどんどん更新していきますのでお見逃しなく!!